変化を遂げている生前葬儀の形に関して

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2017年03月29日

葬儀・告別式の形が変化を遂げているのは有名ですが、それは生前葬も同様ではないでしょうか。普段の私たちは、何かと死を意識的に遠ざけている現状があります。生前に葬儀をすると長生き出来るというジンクスもありますし、中高年を中心に注目を集めているようです。

明るい雰囲気で進行するので、気軽な気持ちで参加出来るのがメリットではないでしょうか。その証拠に、生前葬儀を行う場所に工夫がなされています。通常の会館やホテルだけでなく、レストランや居酒屋で開かれるケースも増えています。

レストランや居酒屋で行うことで、参加費用を抑えられるメリットがあります。食べ放題・飲み放題のプランであっても、一万円以内で収まるので利用者が増えています。参加者の服装も自由で、和気あいあいとした雰囲気で進められます。実際の葬儀・告別式に関しては、費用の高さが問題視されています。互助会制度を活用したとしても、数百万円かかってしまうことがあります。生前葬儀を行っておくことで、実際の葬儀・告別式は家族葬で執り行うことが出来ます。居酒屋によっては、これを新たなビジネスモデルとして捉えているところもあるようです。死は悲しいことですが、日々を臆病に過ごすだけでは人生を無駄にしてしまいます。大切なことは、一日一日を感謝しながら過ごすことではないでしょうか。還暦や定年退職など、人生には幾つかの節目があります。そんな節目には、生前の葬儀がピッタリではないでしょうか。

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