生前葬に関して真剣に考えてみよう

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2017年04月23日

当然ながら、自分の葬儀に自分自身が参加することはできませんが、それを可能にするのが生前葬と呼ばれる葬儀です。まだまだ一般的ではないので、参列したことがあるという人は、少ないことでしょう。生前葬はその名の通り、自分が生きている間に自分の葬儀を行うという方法です。

一般的な葬儀では自分自身の言葉で感謝を伝えることはできませんが、自分の言葉で伝えることができますし、喪中というわけではないので一般的な葬儀よりも自由度の高い葬儀を行うことが可能です。葬儀の静まり返った堅苦しい雰囲気ではなく、お別れ会や偲ぶ会などに非常に近いものであり、プレゼントで花束を渡したりと、イベント感覚でラフに行う場合が多いようです。

また、長寿儀礼という意味を持って行われることもあります。一般的には、告別式を事前に行ったという認識であることが多いため、亡くなった後には葬儀を行うにしても家族だけの小規模なものとなるようです。メリットとデメリットに関してもあらかじめ知っておくと良いのではないでしょうか。メリットは、自身の口から、お世話になった人たちに直接お礼を言うことができるということや、家族達に葬儀の心配をさせなくてもいいということ、一般的な葬儀よりも自由度が高く、思い通りの葬儀を行うことができるということ、形式にこだわらないため、葬儀費用を安くすることもできるということなどが挙げられます。

デメリットもあります。まだまだ一般的な方法ではなく参列する方への配慮が必要ということや、親族全員の同意を得ておかないと葬儀内容に関してトラブルとなるということ、自分自身の気持ちの整理がうまくつかないこともあるということなどがあります。一見するとメリットのほうが多いですが、気持ちの整理がつきにくく、理解も得にくいというのは執り行う上で大きな問題となるので注意が必要です。

メリットが多いものではありますが、生前葬を行う際には周囲の理解が得られるように働きかける必要があるということをきちんと覚えておきましょう。費用の内訳としては主に、案内状の作成など物品や会場費、運営スタッフなどの人件費に費用が発生します。また会場は葬儀場より、ホテルの宴会場を利用する人も多いようです。

堅苦しくなく、ラフに楽しく行う人が多いようなので、パーティー感覚で楽しく過ごすのが良いかもしれません。メリットとデメリットを踏まえたうえで、自分はどうするかということを決めると良いでしょう。

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